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アメリカに住んでおどろいたこと。Why American People? と叫ぶ日々!-Part 1アメリカ高額医療費編-

2016/10/28

日本の常識はアメリカの非常識?

日本ではアメリカ人コメディアンの厚切りジェイソンさんが人気ですね。
WHY JAPANESE PEOPLE!とアメリカ人から見た日本の不思議なところや変なところを面白おかしく指摘したお笑いがウケてるようです。

私も厚切りジェイソンさんのWHY JAPANESE PEOPLE!を見ましたけど、確かにおもしろいです。でもこれって、一般的なアメリカ人が日本に住んだら、みんなが感じることだと思います。アメリカ人の価値観や考え方が厚切りジェイソンさんのネタに凝縮されていて、アメリカ在住の日本人として、クスッと笑ってしまいます。

でも日本人から見たら、アメリカ人だって変なところや、おかしいところはいっぱいあるぞ。

というわけで、今日は4年間アメリカに住んでいておどろいたこと、Why American People?と叫びたくなったことの紹介です。

USflag



 

病気になったらThe End。簡単に病院に行けない国アメリカ

オバマが数年前に国民皆保険(ObamaCare)を導入するまで、アメリカには信じがたいことに公的な健康保険が一切ありませんでした。先進国で公的な健康保険が無い国はアメリカのみでしたが、オバマが全てのアメリカ人に健康保険を与えようとすると、共和党を始め多くのアメリカ人が大反対。なんとか議会で法案を通したものの、オバマがもともと提案した法案の中身とは程遠く、ObamaCare導入後もアメリカの医療保険制度はほとんど良くなっていません。結局、民間医療保険会社が儲かる仕組みが増えただけになってしまいました・・・

会社の同僚に国民皆保険(ObamaCare)の話をしても、自分たちの費用負担=税金が増えるから、嫌だ!との回答が多かったです。日本やドイツなど他の先進国では国民皆保険は当たり前で、医療費はアメリカの10分の1だと言っても、他の国なんか関係ないの一言!

「そんなの関係ねぇ! あー そんなの関係ねぇ! あー そんなの関係ねぇ!」
まるで小島よしおです。

Why American People?

病院に一日入院しただけで、2,000ドル(約20万円)もかかるってありえないでしょ!
これは単純な入院費なので、手術、検査は別請求。手術と検査費用も合わせると数万ドル(数百万円)かかることもめずらしくありません。そんなに払えるか?!

日本では3割負担の一日あたりの費用は3,500円から27,000円くらい。保険を持っていなかったとしても、1日の費用は12,000円から90,000円。多くの病気でかかる費用は30,000円以下。ドルに換算するとたったの$120から$900。

ゼロを1つ数え間違えたかと思うほどの差です!

さらに、日本の場合の「入院費」は手術、検査、ケアのトータル費用ですが、アメリカの「入院費」はHospital費用だけなので、手術、検査費用がさらに請求されます。

一方で、アメリカは世界最高峰の医療技術を誇り、最先端の医療を受けることが可能な国です。ただし、お金持ちであれば・・・

hospital



 

マエマエ、アメリカの病院体験

私も昨年体調を崩して、内視鏡検査を病院でしました。

内視鏡検査だけでかかった費用は6,000ドル(約60万円)。会社の医療保険が効いたので、自己負担額は700ドル(約7万円)くらいでした。入院もせず、30分くらいの簡単な内視鏡検査だけでこの値段! 重病になったらいったいいくら請求されるのか、恐ろしい・・・

ちなみに私の会社の健康保険はアメリカの数ある民間保険の中では、手厚い保障・保険内容のものです。私は毎月保険料を400ドル(4万円)支払っています。それなのに、この値段・・・

High deductibleなど保険料が安い健康保険に入っていた場合、6,000ドル全額が自己負担になっていたことでしょう。ああ、こわい・・・

アメリカでは医療費で破産する人がたくさんいますからね。アメリカ人の平均寿命が日本と比べて短いのには、医療費の高さも関係していると思われます。

こんなアメリカの医療事情はマイケル・ムーア(Michael Moore)監督の映画、シッコ(SiCKO)に詳しく描かれているので、興味がある人は見てみてください。

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