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超高額なアメリカの大学にみんなが通う理由とは?!

大学学費はもっとも利益が大きい投資

前回の記事では、アメリカ大学の学費の異常な高さについて書きました。
こちらの記事です。
アメリカ大学授業料高騰!学費ローン地獄に苦しむアメリカ人

今回は、アメリカ人が多くの借金をしてまで、大学に通う理由について書きます。

一番の理由は、お金です。ようするに、卒業後の給料が高卒と大卒でまったく違うから大学にいくんです。日本でも生涯給料が大卒と高卒では6,000万円~1億円くらい違うと言われますが、格差社会のアメリカでは、給料格差が桁違いです。

しかも、日本のように新卒は給料が一律というルールも存在しないので、出身大学や専攻によって、初任給が全く変わってきます。

スタンフォードなど有名大学を卒業すると、初任給が1,000万円以上なんてのもよくあります。

最近では、グーグルが優秀なトップ大学新卒者に2,000万円以上の給料をオファーしたりもしています。

みんな、大学学費は将来の給料アップの為の投資と考えているんです。

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高額大学授業料、本当に元が取れるのか

大学が一番儲かる投資なら、なぜ多くのアメリカ人が借金地獄に苦しんでいるのか?

答えは、大学によって投資利益率(ROI) が全く違うからです。

ビジネスの世界では、投資利益率は投資したお金にたいする利益率ですが、ここでは
「卒業後30年間で、高卒に比べて余分に稼ぐことができる給料」―「4年間の必要総コスト」 =投資利益率

と考えてください。

もっと単純にいうと、

投資利益率=大学に行くと、高卒に比べてリタイアするまでにどれくらい給料がアップするかです。

アメリカはIT&データ先進国なので、調べればなんでもデータが揃います。

大学別投資利益率のデータがこちら。

出典:アメリカ暮らしのファイナンシャルプランニング

アメリカ暮らしのファイナンシャルプランニングは日本語でとても詳しく、アメリカの大学学費やお金について解説してくれているので、おすすめのWebサイトです。少し専門用語が多いですが、とても役立つサイトですよ。

*Financial Aidは大学が提供している奨学金や学費減額のことです。

表を見ると、ハーバード、MIT,スタンフォード、プリンストン、カルテックなど、一流私立大学は、学費などの費用がかなり高額ですが、卒業後の収入も桁違いです。

4年間の学費など卒業にかかる費用総額が、これらの大学はFinancial Aid を考慮しても1,500万円以上と超高額です。

しかしこれらの大学は、卒業後30年間の投資利益率が金額にして1.3億円以上、年間投資利益率が13%以上とかなり高いですね。

株や不動産に投資しても、年間投資利益率が5%以上なんてなかなかないので、大学は一番お得な投資というのも納得です。

ただし、これらは各大学の平均値なので要注意です。

実際には、学部や選考によって生涯収入は全く変わってきます!

歴史やジャーナリズムなどを専攻すると、なかなか厳しい現実がまっています。

逆にエンジニアやコンピューターサイエンスなどは、給料が高いですね。

投資利益率がマイナス、元が取れない大学に要注意

残念ながら、投資利益率がマイナス、元が取れない大学もアメリカには100校以上あります。

出典:アメリカ暮らしのファイナンシャルプランニング

アメリカの850の大学を対象にした調査によると、127校が投資利益率がマイナスでした。

つまり、15%の大学は、大学に通っても生涯収入にマイナスの影響しか及ぼさないということです。

4年もの時間を費やすのに、生涯収入はマイナスになるのはつらいですね。

さらに、これらの費用を支払うために学生ローンを借りてしまっていたら最悪です。

大学卒業はローンを返さなければならないのに、見合った収入がないのはきついですね。

ローンには利息がかかりますから、さらにもの凄い赤字のリターンになってしまいます。

そして、前回の記事アメリカ大学授業料高騰!学費ローン地獄に苦しむアメリカ人に書いたように、大学ローンは自己破産をしても消えません。

下手をしたら、40代でも学生ローンに苦しむことになります。

お金が全てではないですが、お金が無いとできないことも多いのが現実。

アメリカではお金が無いと、健康保険にも入れず、病気になっても病院に行けません。

私も、日本やカナダ時代にはお金に関してそんなに気にしていませんでしたが、アメリカに住んでからはお金に関してかなりシビアになりました。

お金がないと、アメリカはいろいろな意味で暮らしにくい国なので。

大学費用を全て現金で支払えるようなお金持ちの家の子どもは良いでしょうが、そうじゃない場合は、賢く大学進学先を選ぶ必要がありますね。

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