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アメリカ大学授業料高騰!学費ローン地獄に苦しむアメリカ人

異常に高額なアメリカ大学費用

アメリカのトップ大学はほとんどが私立大学です。

世界大学ランキングなどを見ても、これは明らかな事実。

例えば、英タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)が毎年発表している「THE世界大学ランキング」は最も権威のある大学ランキングとして知られていますが、毎年トップ20に入っているアメリカの大学はカリファルニア州立大学以外はMITやハーバード、スタンフォードにシカゴ大学など全てが私立大学です。

これらの大学はレベルもトップクラスですが、学費(授業料)も年間40,000~50,000ドル(約400万円~500万円)とかなりの高額です。

他のアメリカの私立大学も、親が吐きそうになるほど学費が高額なところがほとんど。

レベルを下げて公立の大学にしても、授業料は20,000~30,000ドルくらいになりますが、寮費などもいれると年間40,000ドルはかかります。

州外の公立大学にいたっては、私立大学と大差の無い費用がかかります。
*日本からの留学生も州外になります。

もう、今から考えただけで気が重くなりますが、これがアメリカ高等教育の現実です。

*誤解のないようにいっておくと、アメリカ公立大学でも、ミシガン大学やイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校など、レベルの高いところはあります。

ただし、トップ校はハーバードなどのアイビリーグやスタンフォードなど全て私立大学(カリファルニア州立大学以外)です。カリファルニアは住居費&生活費が高く、そもそも他州の1.5倍くらいの生活費がかかります。

4470万人が学生ローンを抱える、ローン漬けのアメリカ人

アメリカのトップ私立大学(ハーバードなど)は、とても優秀な一部の学生には授業料+生活費を全額免除したりしてくれます。

アイビリーグの大学などでは、家庭年収が1,500万円以下なら、授業料を年収の10-15%くらいまで減額してくれます。

でも、それ以外の大学、大多数の生徒は超高額な授業料に苦しむことになり、ほとんどの学生が学生ローンを組み、"借金漬け"で社会に出ます。

NY連邦銀行の資料によると、アメリカ私大生の75%が、平均400万円もの学生ローンを抱え、2000万円以上の人も41万人を超えています。米国の成人人口の25%(4人に1人)、4470万人もの人々が学生ローンを抱えて暮らしているのが実情です。

「米国経済は何かが間違っている。」 JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOの言葉です。

ブッシュ政権時代の改悪により、学生ローンは自己破産を宣言しても返済義務が消滅しなくなりました。

つまり、家を失おうが、病気で支払いができなくなろうが、学生ローンは一生消えてなくならないんです!

ちなみに学生ローンの総額は2006年から2016年にかけ、2.7倍の145兆円になりました。理由はもちろん、大学学費の高騰です。

アメリカ私大の学費はこの20年間で2.8倍にハネ上がり、上昇率が年1%にも満たない日本の学費の5倍にもなっています。

とても一般市民が現金で支払える金額ではありません。

アメリカは日本以上に、いろいろな奨学金や学費の割引制度はありますが、40,000ドル(約400万円)の学費に、寮費や教科書代が上乗せされるため学生&親の負担はハンパではありません。教科書も1冊100ドル以上するので、それだけでも年間1,000ドル以上はかかります。

費用対効果が非常に悪く、お金と時間の無駄に見えるアメリカの大学ですが、多くのアメリカ人、外国人がこぞって有名私立大学やUCLAなどへの入学を目指しています。

その理由はなんだと思いますか?

次回は、超高額なアメリカの大学に借金をしてまで通う理由について書きます。

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