6歳なのにサッカー入団テスト(トライアウト)があるアメリカ【動画】
6歳ですでに入団試験の試練に直面
去年の秋から、今年の春まではレクレーションサッカーを楽しんでいた娘。
娘が、「レクレーションサッカーでは物足りないので、もっと本格的にサッカーがしたい!」
というので、U8 (7-8歳のチーム)のサッカートライアウト(入団試験)に参加してきました。
アメリカではU8 年代から、クラブチームでの本格的なサッカーが始まります。
そしてなんと驚いたことに、U8からすでにトライアウトがあるんです!
つまり、ある一定のレベルに達していないとチームに入れないということ。
私達が通う地元クラブチームは地元ではけっこう強いチームで、U8-U23まで各年代とも男女のチームをもっています。
さらに、各年代で2-3チーム、レベル別にチームを組んでいます。地域の大会でもけっこう優勝しているみたいです。
卒業生は、NCAA(全米大学体育協会)1部のチームにいったりしているので、かなり本格的。
西暦で参加するチームの年齢をわけるので、娘の参加するU8は2010年の1月~12月生まれの子どもたち。
娘は12月生まれなので、フィジカル的に圧倒的に不利です・・・
小学生~中学生年代は、どうしても早生まれで足の速い子、力が強い子が圧倒的に有利ですから。
それを考えると、バルセロナ下部組織出身で、U20代表で活躍している、15歳の久保建英選手はすごいですね!
5歳年上の選手と一緒にプレーして活躍しているわけですから。
データでも、プロスポーツ選手は圧倒的に早生まれの人が多いですね。
専門家によると、「身体能力の発達が早い、早生まれの子どもは育成年代で活躍しやすく、コーチもその活躍をみて、子どもの才能があると思い、そういった子ども達の能力を積極的に伸ばそうとするから」らしいです。
こういった理由で、アメリカやカナダ、そしてヨーロッパでは、スポーツクラブに入る時に、遅生まれの子どもは1学年下のチームに、親やコーチの意向で入ることもあったりします。
有名なところだと、バルセロナの名手、アンドレ・イニエスタ選手が最初1学年下のチームでプレーしていました。
アンドレ・イニエスタのプレー動画はこちら。
出典:NA ME BARCELONA7
さらに、あのメッシもバルセロナに来た最初の頃は、1学年下のチームでプレーしていたと思います。
彼らは、サッカーのテクニックはずば抜けていたけど、体が同年代と比べて小さかったので、怪我防止と自信をつけさせるために、1学年下のチームで最初はプレーしたんでしょうね。
現在、二人ともバルセロナで大活躍をしているので、この判断が大正解です。
娘はチームで一番年下になるので、U8に参加させるか迷いましたが、本人がいうように、今のレクレーションサッカーは簡単すぎるので、U8のトライアウト(入団試験)を受験することにしました。
そしてトライアウト当日、私達はある大失敗をしてしまうのです。
次回は、私達がした失敗について書きます。
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